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2017年12月31日

沖縄のアニメ聖地(金城哲夫資料館)

一般社団法人アニメツーリズム協会は

『全世界のアニメファンが選んだ、訪れてみたい日本の アニメ聖地88(2018年版)』
にて、沖縄のアニメ聖地は

「ウルトラマン(金城哲夫資料館)」
が選ばれたわけですが・・・



そもそも「アニメじゃなくて特撮でしょ」「ウルトラマンって円谷プロだからな・・・脚本家の一人が沖縄出身ってだけだし」などと突っ込みを入れたい気持ちを抑えつつ、やはり見ておきたいと立ち寄ってみました。

故・金城哲夫氏と言えばウルトラセブンの脚本などで知られている人物で、円谷プロ退社後は沖縄県内にて脚本や番組司会なども勤めていたという人物。
ウルトラセブンは私個人としても怪獣やウルトラ警備隊の乗り物がかっこよく感じ、再放送を見た小さいときは恐怖の中にかっこよさを感じたもんです。

大人になってからわかったのは、メッセージ性が強い作品であり)、沖縄が抱える問題も作中に描かれているといわれています。
それが子供ながらに恐怖を感じたリアルな部分だったのでしょう・・・


金城氏は円谷プロ退社後に・・・たしかRBC(琉球放送)で活躍していた時期もあり、沖縄芝居の脚本なども手がけたようです。
うちの母は金城氏が司会をした合唱コンクールの番組に出たことがあったそうで、「あの人自殺しなかった?」という話をしていました。

実際は書斎にて酔った勢いで足を滑らせて事故で亡くなられたそうですが、当時の思想・風潮から「自殺説」がささやかれるようになったみたいですね。そのあたりの話は何かで読んだ気も・・・

この事故の根源にもなったエピソードですが、沖縄関連の作品に関して、思想的なものに絡めるのどうにかなりませんか・・・
純粋にアニメや特撮作品を楽しみたい人からすると、ほんと何とかしてほしい問題です。



さて、『全世界のアニメファンが選んだ、訪れてみたい日本の アニメ聖地88(2018年版)』で選ばれた金城哲夫資料館ですが、googleでググっても場所がわからず、しばらく迷走しました。
看板すらありません。
Googleマップが示す場所には「松風苑」という美しいお庭を有する料亭があります。

帰宅してあらためて調べてみたところ、南風原町観光協会のサイトによると、「松風苑」が金城氏の生家であるとのことで、その中にある書斎が資料館として残されています。
http://www.haebaru-kankou.jp/recommended/sightseeing/156-kinjo-tetuo.html

予約をすれば無料で見学できるそうですが、積極的に公開している場所ではないようです。



一般社団法人アニメツーリズム協会は、なぜここを選んだのでしょうね・・・
全世界の人が訪れるにはハードルが高すぎる場所だと思いました。



ガチのウルトラマンファンが訪れる場所ということにはなりえると思いますが、事故があった場所でもあるようなので、管理されている「松風苑」さんの気持ちを考えると、押しかけるのもちょっと気がひけます・・・。



沖縄は観光地ですが、アニメ聖地に関しては少ないですね。
ないわけではないのですけど。



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Posted by しまこみ&チームMGN at 11:44 │アニメ聖地